次女が、木のウロ、隙間、雷など、色んなものを怖がるようになっています。
未だにフゥーイェーイは何なのかわかりませんが、相当怖がっています。
長女の時の外でのパニック対策
長女の小さい頃も、色んなものを怖がっていて
扇風機、呼び込み君、店内のクリーンタイムの音楽などを怖がり、パニックを起こしていたなぁと思い出します。
この時したのは怖がっているものの画像や動画を探して、どんなものか見せる
この場所、この時間に聞こえる事が多い、ということをリサーチして、その場所や時間を避けたりして外出していました。
(クリーンタイムの開始が何時で、終わりまで何分程度鳴るのかなど)
とりあえずチャレンジは通用しない
長女は、一度でも不快な体験をすると、原因を取り除いても、極力近づかない性格です。
慎重と言うか、融通が効かないというか、ある意味頑固と言うか…
なので、最初の一手が非常に大きな役割を担っています。
「とりあえずチャレンジしてみよう、失敗してもまたやればいい」は通用しません。
「先に環境を確認し、調整できることはしてがスタート」
(先の見通しを立ててあげるという事の実践的な部分)
「それでもイメージできないことは不安なため、基本取り組まない」
「ゴールが見えない(成功するイメージがしっかりない)と、取り組むまでに時間がかかりすぎたり、そもそも諦める」
という事が多いです。
表面的な見え方としては、ASDにもHSPにもよく見られる部分でもあるのかなと思いますが、
長女の場合は、それと同時に
自分の中でイメージできたものは逆に即実践したくて、たまらなくなります(我慢できない、待てない)
HSPの場合は、
慎重過ぎて取り組む前にあらゆる事、可能性を考え過ぎて、始める前に疲れてしまう
やりたい事でも、徹底的にリサーチしてからでないと先に進まない
なんならデメリットも徹底的に洗い出して、不安になり、やりたかった事もやめてしまう事の方が多いイメージです。
(HSSの場合はまた別でしょうが)
この辺りの性格は、全て家族の遺伝を強く感じるので
「とりあえずやればいいのに!」
とは思いませんし、気持ちは理解できます。
突然おとずれる興味
時折、今まで避けてきた事に対して
「〇〇ってどうするのかなぁ?」と聞いてきたりすることがあり、
「これはチャンスだ!」と、
とりあえず即調べられる事は調べて、実際やってみようか、
とすぐ繋げられるように心がけています。
最近では料理をしてみたい、ということがありました。
今まで何度となく「娘とクッキング」に憧れて、チャレンジしようとして、うまく行きませんでした。
というのも
完璧なイメージの完成を先に想像する
派手な演出、華やかな一部を切り取った、映像などで見るような動きを想像しているため、
下準備や、地味な工程が必要な事を知ると、
途端に興味をなくして放棄していたからです。
泡立て器で、生地をスピーディーにグルグルかき混ぜる!
など、簡単に見えて実際にやると凄く飛び散ったり、うまく混ざらなかったりするので、
「思ってたのと違う」となり、興味を失います。
それから何年経ったでしょうか。
最近学校で簡単な料理を体験してからだと思いますが、
「やってみたい」と言うようになりました。
ちゃんと成長していた
以前は「こうしたら上手くいくよ」という言葉も聞けなかったのに、
今はちゃんと「わかった」と聞き、
卵を割ったり、かき混ぜたり上手にしてくれました。
実際にはずっと料理させていなくても、
時々見ていた私の姿や
料理の動画でイメージを膨らませ、
動画の世界と現実にできることの区別が随分つくようになり、
ある程度年月を重ねて言葉の意味や理解が進み、知識を蓄積し
こちらの言葉も随分と受け止められるようになっていました。
「教える」というよりも「一緒にやる」という感じで、
「知らない間に凄く成長している!」と感動しました。
その後も、動画でお菓子作りを見ては作ってみたいと言うので、
また久しぶりに取り組んでみたいなと思っています。
今日のお話「雷」
最近雷の存在を意識するようになった次女。
次女も正体不明のものが、特に怖いのかなと思い、
動画で雷の発生の仕方と、どんな姿なのかを見せました。
その後、怖いもの見たさなのか、
かみなりのはしぇい(雷の発生)みる
と催促してくる様になりました。
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