感情が動いたときの反応のタイプ(ブレーキ、アクセル)

夏休み前から家族がかわるがわる体調不良で、夏休みに入っても何も楽しめていないので、これから何かできたらと思っています。

子ども二人とも環境の変化が極端に苦手で、家と近所への散歩程度が1番くつろげて楽しいようでしたが、

最近の長女は、もう少し視野が広がって、新しいことや場所への興味が増しています。

 

長女の成長のこと→

環境から学びとる、経験を積む機会が増えた/長女の漫画

長女のこと(状況を受け入れる能力が高くなった)/次女の漫画「見ないで」

 

電車が怖くて乗れない、など移動の問題があったり、次女も慣れたところから長時間離れる不安が強いため

対策や説得、本人たちもクリアしないといけない部分が多く「行きたいなら行こう!」とは、なかなかならないのが親としてはもどかしくもあります。

子どもたちが、のちに悩んだり困ったときに、どんな経験でも積み重ねたことが必ず何かの役にたつ、と思っているので

興味のあること、できそうなことにはどんどんチャレンジして欲しいです。


 

長女の小さい頃は、近場でも結構遊びに連れて行ったり、泊まりに行ったりしていました。

一度嫌な思いをすると、関連することをことごとく拒否するようになるので、

泊まっても大浴場は絶対行かないから部屋風呂付きにしたり、沢山の人の気配が気になるため人出が多い時を避けたりと、宿選びもレジャーの内容もかなり慎重にしていました。

それでも、不機嫌そうな表情でいることが多く、やはり楽しませるのは無理だったか…と落ち込むことも多かったです。

 

ところが、小学生になり気持ちを口に出すことがスムーズになったてきたころから

「また泊まりに行きたい、何回もお風呂に入りたい」

「部屋から見える綺麗な景色を楽しみたい」

「前行ったところがすごく楽しかった、またそこに行きたい」

と言うようになったのです。

私たちは「全然そんなふうに感じていたように見えなかったよ!」と思わずびっくりして言いましたが、内心とても嬉しかったです。

 

こちらからは、楽しんでいるか謎に見えても、本人の中では様々な気持ちが動いていたようです。

環境の変化が大きすぎることへの不安や緊張の感情」や

情報過多すぎてフリーズ状態

今ではこんな状態になっていたことが想像できます。

 

この体験から

「外部からの見え方と本人の感情は別物」という気づきを得て

長女のことが少しだけ理解できたような気持ちになりました。

 

その後、本人が「やってみたいな」と呟いたことをキャッチできるように気をつけています。(上に書いたように、実現できるかはまた別で、気持ちは受け止めたよ!という段階ですが)

 

次女は長女と全く表現の仕方が違い、もっと複雑なタイプに思っているので、次女のことももう少し理解してあげられたらと思っています。

 


 

親からみた姉妹の行動パターンの見解は

感情が大きく動くとき

長女→フリーズ(ブレーキタイプ)

次女→オーバーリアクションではしゃいでいるように見える(アクセルタイプ)

 

長女と真逆の次女は

一見はしゃいで嬉しそうに見えますが、刺激過多で体の動きが制御できておらず、必要以上に動き続けて、非常に疲れてしまうように感じています。(アクセル全開からのクラッシュ)

 

今のところの対策として、一気に情報が流れ込むのを制御しアクセル全開スタートにならないように「とにかく事前に何が起きるか説明できることはしておく」ことで対策しています。

 

この「事前説明」による対策は、

情報なしだと「不安から拒否感が強くなる」長女と同じですが、次女には持つ意味合いが少し違っています。

嫌なことも気持ちと裏腹に、即答で「やる!」といってしまったりするので「事前のプレ意思確認」という意味もあります。

 

長女はスタート位置にたつための事前説明

次女は正常なスタートをするための事前説明

と思っています。

人は複雑で、見た目から心の中は基本的に分かり得ない(押し付けない程度に想像することはできる)けれど

子どもはずっと一緒に過ごしていて、行動パターンや言動からある程度理解してあげることはできるので

親の立場からだからできることは多いのかもしれません。

ただ、情報の少ない中から手探り状態なので

ときおりめげることも、投げ出したくなることもよくあります。

自分自身のメンタルが安定していることの大事さも痛感しているので、

自分のことももう少し構ってもいいのかもしれないなと思いました。

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