前回のおはなし
コミュニケーション の困難さ(話が一方的、家族以外とほとんど話せない)
いつも気がかりな部分にフォーカスしたブログばかり書いているので
今回は、違った角度から書いてみようと思います。
独特な発想やアイデア
長女の興味のあることや着眼点がとても面白く、いつもハッとさせられたりします。
着眼点は、こだわりの部分がプラスに作用しているのかなという所です。
絵を描いたり工作するのが大好きで、毎日のように取り組んでいます。
協調運動の問題で、不器用さがあるため、思い描いたイメージを形にすることは簡単ではありませんが、
訓練のためにも、楽しんで行えることはとても良いことだと思っています。
また、自分の興味の範囲では、とてもよく観察できていたりします。
全体を見るよりも、細部を見る方が得意なため、少し見ただけで細かい柄やデザインなどを覚えています。
独特の発想に加え、言葉や物事の理解を割とよくできているため、
家族など会話できる相手に対しては、面白いやり取りがあったりします。
単語というよりも、文章のまとまりとして覚えていることが多いようです。
なので、言葉遣いが独特になったり、相手との会話の中で
適切な文章を探し出すのに時間がかかり(物事を複雑に捉える)言葉に瞬発力がないのかなと想像しています。
とても優しい
優しいところが長女の強みです。
人と話せないことは、人に興味がない訳ではありません。
長女は話すのがとても苦手です。
興味はあるけれど、適切な関わり方がわからないことがあります。
とはいえ、自分より小さい生き物にはとても優しく、寄り添って対応している場面をよく見かけます。
美しい自然や、心地よい音楽に触れるのも好きで、
聴覚過敏がありますが、歌や音楽は大好きです。
とても真面目
とても真面目なため、ルールはちゃんと守ります。
逆にそれゆえ融通が効かなかったり、ルールから外れている場面を見ると、人一倍心を痛めるようです。
小さい頃は、基本的な社会のルールを、ノンタンやしまじろうに随分教えてもらいました。
年長ごろになると,こどもちゃれんじの「1年生を見据えたワークブック」が理解できず、投げ出してしまいましたが、
日常生活のことを学べたのはこどもちゃれんじを受講したおかげだったな、と覚えています。
ノンタンに関しては、夢のある世界観が今でも大好きで、次女が見ていると一緒に見ています。
ワークブックの挫折のことですが、例えば
赤、赤、青
赤、赤、青
赤、赤、次に来るのは?
させようとすると、いつも怒り泣きでした。
小学生の算数でも
10、15、20、□、30
の□に入る数字は?
などの問題が、どうしても理解できず同じ状態です。
推測することが苦手なのかな、と考えています。
とても記憶力が良い
2歳ごろに行った場所や情景など、今でも覚えていたりします。
空気や気候、匂い、景色など、色んなことを五感で覚えているようで
強い記憶として蓄積されているようです。
興味を持ったものに関しては、どこに何があったと、よく記憶しており、
ファッションや髪型など、雰囲気で捉えがちなことを、事細かに覚えていたりします。
就学前に行ったWISK検査でのワーキングメモリは平均程度でした。
HSCとの関連性
改めて考えると、やはりHSCの性質とかなりリンクしているなと思います。
そしてやはり家族も同じような性質をもっています。
HSPと自閉スペクトラム症の大きな違いの一つに
相手の気持ちによく気がつくか、逆にやや鈍感であるか
「共感力」に大きな違いがあるようです。
そう考えると、共感する気持ちが無い訳ではありませんが
確かに長女は相手に寄り添う共感とは少し違っている感じがします。
誰しもある部分でもあるので、低学年の現時点で、そんなことまで考える必要はないのでしょうが
今後を考えるヒントとして、色々思案している所です。
いいところあげようと思っていましたが、結局悩みの部分も書いてしまいました。
というのも
やはり長所も短所も表裏一体であり,
考え方や捉え方、言葉を変えるだけで短所も長所になり得るものだなと思いました。
長女の誕生日はまだまだ先なのですが、プレゼント前もって聞いてみました。
まさかの返答すぎてびっくりしましたが、とりあえず受け入れてみることにします。
心変わりするのを待つとします…
沢山ある画像から、お金や数字のことはよく分かっていないのにとんでもなく高価なものを選ぶの凄い。
よくあるんですが、本格的なものがすぐわかるようで、類似品より本物を選びます。
般若に可愛いがあるのか、私には難易度の高い感覚です…
長女は気に入って、般若の写真をデコってリボンやメイクを書き足していました。
コメント