発達障害 と体の成長が早いことの関係
長女の体の発育が早すぎるなぁと感じています。
発達障害 がある子は、よくあると見聞きしたことがあったので、
何故なのか気になって調べていました。
あまりに早すぎると思春期早発症の可能性もあるようで、心配になりました。
すると、視床下部のはたらきによるものだと見かけました。
視床下部は、体温調節、血圧、心拍数、摂食行動、性行動、睡眠、子宮筋収縮、乳腺(にゅうせん)分泌などの本能行動、
及び怒りや不安などの情動行動(大脳新皮質と辺縁系皮質)の生理機能を管理しています。
これを見ると、体の発育が早い理由以外にも、自閉スペクトラムに関係していそうな事が色々あるなと思いました。
更に、視床下部について調べていると、こんな記事を見かけました。
『神経ペプチドや生体アミンの分泌を調節するタンパク質である「CAPS2」が、オキシトシンの分泌を抑制し、社会性行動障害にも関係していると発表された』
オキシトシンとは「愛情ホルモン」「幸せホルモン」などと呼ばれる、神経伝達物質の一つです。
幸せな気分、不安や恐怖心の減少、脳や心が癒されストレスが緩和される、など数々の効果があります。
オキシトシンが抑制されやすいことで逆に
一般的な人よりも幸せを感じにくく、
不安や恐怖に陥りやすく、
ストレスを溜めやすい
という状態になりやすいのだとしたら、辛い状態になりやすい事がわかります。
体の成分の過不足から、自閉スペクトラムとの関係が見えてくるのであれば、
いつかは現在の知能の検査だけでなく、血液検査や脳の画像など、身体的な面からの診断も可能になるのかもしれません。
またそうなれば、効果的改善方法が現れるのもそう遠くないのかもしれない、期待が高まります。
古い本ですが、テンプル・グランディン博士の「自閉症の脳を読み解く」でも脳の画像や脳科学的なことが載っていました。
何度も読み返しています。
この本の面白さをちゃんと紹介したいのですが、今回は簡単に触れておきます。
テンプルグランディン博士本人も自閉症です。
心理学の方面でなく、脳科学的な側面から、あらゆる研究やら検証をしているため
「どうしてそういった行動をとるのか」「心の中で思っている事と表面的に見える姿」など、
そうだったのか!と、とても納得ができます。
また最後の方に、思考3タイプ別の、向いている仕事を紹介しているページもあり、
先々の参考になりそうで読み応えがありました。
漫画 「物知り長女」
厳密にはこれはカシミアヤギではないでしょうが、山羊の毛がカシミアということは知っているようです。
長女は、人と話すのは苦手ですが、家族など安心して話せる相手とは色々話してくれます。(基本的に一方的ではありますが・・・)
言葉にするのが苦手なだけで、言葉はたくさん知っています。
その知識を物事や状況と結びつけるのに時間がかかったりするようで、言葉に詰まることが多いのかもしれません。
面白い発想や、優しいところを外でも発揮できるようになると良いなと思います。
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