おままごとのしかたにも特性がみえていたか
長女はおままごとがずっと大好きなのですが、
小さい頃から遊び方が独特でもありました。
( 自閉スペクトラム のチェック項目に、おままごとや人形にあまり興味を示さないとありましたが、
長女は人一倍おままごとや人形遊びが好きです)
一般的にままごとって、お母さんのマネだったりだと思うのですが、
①沢山並べた人形たちに、揃った食器でひたすら配膳するという遊び
②テレビなどで見た物語を再現すると言う遊び
をよくしていました。
食材のおもちゃは色々あるのですが、定番のチェーンリングに加えて、
何故か積み木等やブロックを食材に見立てて配膳する事が多かったです。
(卵焼きがあるのに、積み木に黄色のクレヨンで色を塗って卵焼きとして配膳するなど)
その時は、想像力のある遊びをする子だなぁと感心していましたが、
今思えば「色や自分が思い描く物のイメージへのこだわり」が強かったですし
もっと深く辿れば「見た記憶から再現する遊び」だったようでもあります。
そして改めて考察すると、想像力に関しては逆にやや乏しい部分があり、
見たものの先を考えたり、広がりを持たせることは、昔から苦手だったようです。
( 自閉スペクトラム の子が、ままごとや人形遊びにあまり興味を示さないの意味は、この想像力の欠如の部分なのでしょう)
着眼点に関しても、次女の成長とともに
長女と次女の見ているものの
ポイントの違いがよく現れ始めていて、面白いです。
・長女は詳細なパーツの共通点をよく気にする
に詳細へのこだわりについて書いています。
・次女はカテゴリー分別はするが、詳細の部分は適当というか雑な認識
な感じがしています。
(サメもクジラも一緒!と言ったり、個々のものは分かるけれど、境界の認識がとても曖昧な感じです)
次女もこれから成長とともに、新たな部分が見えてくると思います。
現在、表面的には長女とは真逆の感じに見えます。
・現在2歳ですが、周りの顔色や反応を見て行動している
(というより相手の感情が良く分からず、顔と声色で判断している様子が伺える)
・痛がっているところを見ると自分も痛い痛いと騒ぐ
(これも、自分と他者の境界が曖昧なのかもしれない)
どの子もそれなりにあることだろうと思いますが、次女のちょっと気になっているところもあります。
漫画①「異次元間の遊び」
長女と次女がおままごとをするようになりましたが、見ているといつも別次元での遊びを展開しています。
しかも長女の設定が細かい。
遊び方が違うのは、歳が離れている事もあるので無理もありません。
一応近くで、それらしく遊んでいる姿が可愛いなぁと思ってみています。
時々2人の次元が交差する瞬間があります。
漫画②「撤去作業」
長女はカラバリがあるものやシリーズなど、揃えないと気が済まない性格で、
旅先のお土産屋さんで、気に入って買ったオコジョのストラップも、
全10種前後あったものを、夫が買い揃えてきてくれました。
どこにでもある訳ではなくて、サービスエリアで探してきてくれた様です。
ある日ストラップをポケットに入れていたのに気付かず洗濯してしまい、
それはそれは恐ろしい形相になってしまっていました。
それからというもの、残りのストラップも見るたび悲鳴を上げて逃げる程になってしまいました。
次女が気に入って遊んで、そこいらに放置していくので、しょっ中叫んでいます。
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