なかなか絵や字を書かない
年中、年長頃、だんだん自分の名前など、ひらがなで書いたりできる子が増えてくる時期でもありますが、
長女は書けませんでしたし、なかなか書こうともしませんでした。
今では絵を描くのが大好きで、毎日のように描いていますが、3歳近くまでまともに絵を描くこともほぼありませんでしたし
丸を組み合わせたような絵を描けるようになったのさえ、4歳近かったです。
書かなかった原因は?
手の動きのぎこちなさが関係していたと思います。
もっと紐解けは、神経伝達に問題があるようです。
に書いたように、協調運動の部分がうまく行っていないためかと思われます。
自分が興味を持たないとチャレンジしたり取り組むことがないためでもありますが、
逆に言えば、うまくできないことで取り組む意欲がわかないとも言えます。
更に、一度マイナスイメージのついたものは、再度取り組むことは稀です。
筆記具の持ち方を教わるのが嫌だったことや、
準備された紙に描きたくない、
思ったように筆記具を動かせないことが要因としてあったのではないかと考えています。
鏡文字や文字を全て逆に書く
年長さん頃になり、少しずつ取り組むことも増えてきましたが、もっと気になることが出てきました。
それは、文字を全て逆に書くことです。
よく耳にする『 鏡文字 』でもありますし、下から上へ(ゴールからスタートに)本当の意味での逆に書いていました。
同じような例がないか調べても、鏡文字を書く事は出てきますが、全くの逆に書くことは出てこず、本当に気になっていました。
(逆に器用だな〜とも思っていましたし、まだ精神科にかかる前だったので、さすがにこれはちょっと普通から外れているんじゃないか、とも考えました)
素人なりに分析してみました。
本人から見た時、向かい合うと左右逆に見えます。
空間認知力が低いため、そこに混乱が生じます。
学習障害 ?空間認知力の低さ、集中力の低さ、意味を理解することの難しさ 通級指導
長女の思考の特徴として、何でも複雑に考えること、
視覚情報から動きに反映させることの苦手さがあり
、混乱して結果的に逆になってしまうのかな、と考えました。
自閉スペクトラムの特徴にもよくあがると思いますが、
自分(木)のことしか見えず、全体(森)への関心が薄い部分があり、
他の子の動きを見て真似しよう、とはなり辛いようです。
もっと言えば、本人は他の子と同じようにできてるつもり、合っているつもりでいるのです。
なので、訂正しようとすると、反発が凄いです。
これは今でもあります。
人の話をきちんと聞かないと、次何をすればいいかなども分かりませんし、
成長したり上達することにも、見ること、聞くことは非常に重要であると思います。
逆に言えば、ちゃんと人の動きを見ている子や話をきちんと聞いている子は、何でも上達や飲み込みが早いな、と感じます。
ゆっくりでいいので、クリアしていって欲しいと願っていますし、できることを私もしていきたいと思っています。
整理整頓が苦手なことにも関係している
また別のブログに書こうと思いますが、この原理で、
身の回りの整理整頓ができず片付けもとても苦手です。
自分の手元のみしか気にできず、指摘されるまで気付きません。
これは幼少期から、ずーーーっと変わりませんし、
何なら、年齢を重ねて持ち物が増えて来るたび、状況が悪化しているかもしれません。
私が面倒見られなくなったら、ゴミ屋敷になるのでは、と本気で心配しています。
自閉スペクトラムあるあるだと思いますが、全部揃えないと気が済まない性格の部分も関係しています。いわゆるこだわりです。
そして揃えることだけに執着して、それそのものには対して関心がなかったりします。
それでいて、とても記憶力が高く、配置が変わったり、なくなっていようものなら、即気付いて怒ります。
細かいことによく気づき、人の髪型などが少し変わったりすることにもよく気づきます。
やはり木を見て森を見ずで、全体でなく、ピンポイントに気がいくためです。
細かいことによく気が回るね、という風にも見えますが、
気にするポイントはこだわりでもあったりします。
点で見るため、絵にも特徴があり、キャラクターなどの顔をかくと、
目の中の模様、服の模様など詳細な部分ををこだわって描き、全体はサラサラーっと書いてバランスがうまく取れていなかったりします。
文字も同じで、とにかくバランスが悪く、枠があってもおさめるのが苦手です。
長女の発達 (絵や文字を書けるようになった頃の写真/鏡文字 など)
自閉スペクトラムに関連して、様々な弊害が起こっているのだろうと考えられます。
色々もっともらしく書いていますが、専門家でないので、違っていることもあるかと思いますが、実際に接していて思ったことをまとめました。
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