学校行き渋りへの対応/不登校になる前にできる事)

文が長いので漫画だけ読みたい方は

こちら

からお願いします

 学校への行き渋り

現在までのあゆみ

学校への行き渋りと 放課後等デイサービス のこと

 

長女の発達(学校への 行き渋り )

 

1年の二学期頃から、学校への行き渋りが続いており

2年生になってから一週間行けた事がありません。

 

不登校になる可能性はずっと考えており、なった時に困らないように、

また立ち止まると前に進みにくくなる子なので、

フリースクールなど、前もってなるべくリサーチや情報収集しているところです。

 

「学校に行きたくない」への親の対応

 

長女の場合は、まず 発達障害 の特性上(感覚過敏やコミュニケーションの困難さ)

定型のお子さんよりも不登校のリスクを高める要因としてあると思います。

 

その上で「学校に行きたくない」「不登校」への正しい親の対応としてよく挙げられている

「子供が行けないと言ったら本当に行けない精神状態にあるため理解、信用して休ませる」

「否定しないで受け入れる」

「子供の話を聞く」

など、そうだよなと概ね納得しています。

 

ルーティンへのこだわりの作用

自閉スペクトラムの特性の一つである

ルーティンにこだわる事」が上手くハマるタイプのお子さんの場合

学校も一つのルーティンとして組み入れやすいと思います。

 

長女の場合説明が難しいですが、一つのルーティンにこだわることよりも、

マイルールの中で新たにルーティン構築しようとする節があります。

 

辛い時は無理して行かせず、休息日として捉える

事を実践していますが、

何となく「時々は休んでも良い日」

と拡大解釈してしまっている節がある気がします。(これが新たなマイルール)

結果「休みを入れる事がルーティンになる」という状況です。

 

間違いなくキャパオーバーではあるため

実際に体調的に行けない日も多く(しょっちゅう熱を出したり風邪をひいたりしている)

休養を必要とする事が多いです。

 

始めは休んだ日の宿題はやるように促したりしていましたが、言うと怒り泣き、ごねてやらない、が続き

 

結局「学校が辛くて休んでいるので

学校生活と切り離して休息させる

と言う、こちらの考え方を転換する事にしました。

すると、やはり穏やかに過ごしてリフレッシュでき、

「明日は行く」

と言ってくれる事が多いです。

 

毎日無理させて行かせると、全力疾走で燃え尽きそうなので、

のんびりペースでいく方が、長女には合っていて

結果的にゆっくりでも走りきれるかもしれない、

と考えています。

 

体調を崩しやすい事について

これはまた別の機会に改めて書く予定ですが

 発達障害 があると「季節によった適切な服」よりも

「ファッション的なこだわりを優先」してしまったり

感覚過敏で着ることができる素材やデザインが限られていたりする」ことも関係しているのではと思っています。

 

「感覚過敏や鈍麻」な事で起こりうる事として他にも

「感覚としては寒い」けど

「体は暑がっている」といった

感覚と実際の状態が異なっている」状態もあるのかもしれません。

(長女もよく寒いと言いながら、汗ばんでいる時もあります)

 

マイルールにこだわり、融通がききにくい

親の言葉はなかなか聞けない、受け入れられない、届かないことが多いです。

 

上にも書いたように、

マイルールを持ち込む事」と「変化を好まない性質」が作用し、ある意味頑固なところもあります。

先生から言われると、すんなり聞けることも多々あります。

 

一度ペースが崩れると、リカバリーが難しい子なので

軽症のうちに崩れたペースを少しでも戻す事

せめて現状維持できるように気をつけています。

 

学校に行くことが全てではないが、学校に行くことの意義

最近では学校に絶対行かないとダメだと言うことはない、と言った柔軟な話や

実際に不登校だった人の経験談を目にする機会が増えました。

 

私の子供の頃は「嫌だけど行くものだ」と漠然と理解して、何とか嫌でも通っていたので

今のこの柔軟な風潮は、とても魅力的で羨ましく

今まで塞がれていた選択肢が受け入れられてきたため、大きな期待と希望があります。

 

…ただ!長女の場合は

家庭で自らを律しながら勉強したり、将来に備えた行動は困難である事

(見えないものを想像するのが苦手) 

 

ましてや先述したように「親の言葉がなかなか届きにくい、となれば 

不登校になった場合、親が教えたり家庭学習を取り入れる事は難しいと思いますし

あまり向いていないような気がしています。

(根拠もありませんが、真面目で、環境に疲れやすいけれど、落ち着ける空間では力を発揮するようなHSPの方などは、逆に向いていそうなイメージがあります)

 

また以前のブログに書きましたが、長女は人と話したり関わるのが本当に苦手で

学校から離れてしまうと

「周りのやりとりを見て自然に学びとる機会」が失われます。

 

かなり慎重で、新しいことや自分の想像の範囲外の事をしたがらない子なので、

普段、家以外の場所を避ける事が多いですが

 

学校の空間にいるだけでも

自然と様々な経験値を積むことになり今後の物事の対応力

が高まると考えています。

(その居るだけ、のハードルが高いんですよね…)

 

そこに私は意義を感じているので、朝行くのが遅くなっても、在校時間を短くしてでも、

少しでも学校の空間にいられるようにしたい、本人にもそれは伝わっています。

 

ただ、マイルール発動で

毎日遅刻や早退してもいいんだ

と思いそうなので、それに関しては慎重にしていかないといけない、思っています。

 

現在利用している放課後等デイサービスがとてもよくて、伸び伸びとアート活動を主軸に取り組んでおり、長女にも合っているようで

 

学校は行けなくても、デイには行きたいと思えるくらいなので、

家庭以外の外部の繋がりを持てている事として、とても心強いです。

デイに通い始めて成長した事などもまた改めて書こうと思います。

 


漫画「宿題」

冬休みに入った時の事です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました