聴覚過敏 の原因と対策3【実際に購入、使用したもの】‐自閉症スペクトラム、発達障害、女の子‐

聴覚過敏 の原因と対策1 -自閉症スペクトラム、発達障害、女の子-

聴覚過敏 の原因と対策2 -自閉症スペクトラム、発達障害、女の子-

の続きで、実際に購入したものについての記事です。

 

イヤーマフ(EZARC 防音イヤーマフ 遮音値 SNR30dB 耳当てプロテクター 折りたたみ型)

 

・安いものでもそれなりに効果がある

・大嫌いなセミの音はかなり融和される

・騒音全体が和らぐ

・くぐもった音になるが、人の声はそれなりに聞こえる

・電源不要なため、いつでも使える安心感がある

・高音が遮蔽された分、太鼓など低音の振動する音は逆に気になる

・寝る時、つけたままでは寝にくい

・かさばるため、持ち運びにあまり向かない

・コンパクトにするためにイヤーカップ部分が回転し、子供が自分でつけるのが難しかった

・なにより付けていて目立つため、本人も周りの目が気になるようで、外ではつけるのを躊躇する

 

あくまで購入したイヤーマフの使い心地です。

3M PELTOR イヤーマフ X2Aが気になりましたが、結局ノイズキャンセリングイヤホンを購入したため、今のところ買い足さず、このイヤーマフを使用しています。

 

使うシーンとしては、

騒音全体をカットしたい時、充電不要で使えるため安心感が欲しい時などです。

 

それ以外はノイズキャンセリングイヤホンを基本装備しています

 

ノイズキャンセリングイヤホン(AirPods Pro)

 

・3万円前後のため高価だか、買った価値は十分にあった

・何気に気になっていた、大人用の商品を子供が使えるかについては、イヤーチップもS、M、Lとあり、全く問題なし

・一定のノイズはカットされ、人の声はちゃんと聞こえるので、学校で先生やクラスメイトの話を聞く時も使いやすい

・本体に軽くタッチで、ノイズキャンセリングや外音取り込み操作が切り替えられ、子供でも簡単

・耳への装着も、形状的に子供でも迷わずつけられる

・小さく目立たないため、学校でも外出時でもつけやすく、持ち運びやすい

・ノイズキャンセリング+音楽をかけると、どんな音でもかなり気にならなくなる

・完全ワイヤレスのため紛失しやすい(今まで一度も落下、紛失したことはないが、念のためAppleCareに加入)

・いびきの音には結構効果あり

・空調などの一定の音には効果絶大

・ノイズキャンセリング時に、高地にいる時のように、耳や鼻が詰まる独特の感覚があるため、長時間使用は疲れる

・大嫌いなセミの音は、セミの種類や単純な音でないためなのか、消せなかった

・子供の騒ぎ声にはイヤーマフの方が良い

 

結論としては購入して本当によかったと思っています。

同時期に試着した、BOSEQuietComfort 35 wireless headphones IIをつけた瞬間静寂が訪れる感じとまではいかずとも、かなり強力なノイズカット力です。

 

執筆時、最新のモデルはBOSE NOISE CANCELLING HEADPHONES 700 のようです。

まだ未試着なので、機会があれば試してみたいと思っています。

 

AirPods Proに関しても、ノイズキャンセリングなしで装着しただけでも、かなり静かになります。

外音の取り込みは感動ものです(何もつけない時よりクリアな音で聞こえるような・・・?)

購入して2年弱程ですが、故障や紛失もなく現役で使用中です。

 

 

番外編として紹介したものは、イヤーマフでもノイズキャンセリングでもカットしきれなかった苦手な音対策です。

セミやイビキなどの音対策として、自宅で使用を想定

 

ワイヤレスイヤホン(SHURE SE215SPE-W-BT1-A)

 

・普通のイヤホンでも、イヤーチップのおかげでかなり騒音カットできる(耳栓のような存在)

・コンパクトでBluetooth接続のため、持ち運びにも向いている

・左右のコードは繋がっているため紛失しにくい

・「SHUREがけ』と呼ばれる独特の装着方法のため子供には難しく、慣れるまでさっとつけられない

・後頭部側にイヤホンのコードを回して使用する形状のため。寝る時の使用が難しかった

 

実際に使用してみると、子供には取り回しが難しく、もっぱら私が使用していました(笑)

音質はAirPods Proよりよかったです。

 

実際に購入した数としては少ないですが、お店で試したり、さんざん情報を調べてからの購入品なので、一からお悩みのご家庭には、役立てるかと思います。

 

もうひとつの番外編

怖いものの正体を教えるについてですが、

これも原始的ながら、かなり効果的でした(ある程度年齢がいってからの子供に効果があるかと思います)

また、自閉症スペクトラムの子全般に言えることだと思いますが、

先の見通しを立ててあげることが大事のようです。

 

例)セミの音が怖い→

対策)映像でどんなセミがどんな音を出すか教える、なるべくポジティブな情報をあたえる

(夜はあまり聞こえなくなる、どのくらいの期間で音がしなくなる、短い命を精一杯生きている、など)

 

あとは自宅では、電気代のことは忘れて、物理的に窓を閉めてカットするしかありませんが・・・

 

音だけでなく、色んな物事への不安からパニックを起こし、

また予定の変更はなかなか受け入れられないため、事前の説明と準備はとても大事にしています。

これは先ほどの、先の見通しを立てるということでもあります。

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