お座り頃までは、教科書通りのような体の発達をしていましたが、お座りからハイハイする頃に、段々周りと違うところがでてきました。
ハイハイをほとんどまともにせず、すぐお尻を上げて立ち上がろうとする姿勢になり、高ばいから、あっという間に立ち上がりました。
7ヶ月の終わり頃には少し歩いており、よく驚かれていました。
ハイハイをほぼせず立つのが早かった事 尖足歩行 の原因
ハイハイと立っちに関しては、協調運動に問題があることが、大きな要因であったと思います。
で触れています。
抱っこでしがみつかなかったことも同様です。
歩く時もしょっ中、両手をあげてバランスを取りながら歩いていました。
尖足歩行に関しては、しっかり歩けるようになった頃から、しょっ中爪先立ちで過ごしていました。
テレビを見たり遊んでいる時など歩く時以外でもです。
感覚過敏などが関係しているため、自閉スペクトラムの子に 尖足歩行 が多いようです。
うちの子の場合は、聴覚過敏と味覚過敏があり、これに関しては感覚回避をしますが、
触覚は鈍磨さ(低登録)のため、感覚探求の行動として尖足歩行をしていたのではないかと想像しています。
(感覚の過敏さと鈍麻さは併存するんですね、面白い)
この感覚回避や低登録などについてはリンク先にに書いています。
周りに聞いた時は「新しいことを覚えて楽しいのかもね」と言われていましたが、2歳過ぎてもしていました。
と言うより、今でも時々しています。
当時は「そうなのかな」と思っていましたが、結果的に一般的でない行動にはやはり意味があったんだよな、と思いました。
幼少期は発達障害が見逃されがちなタイプ
言葉の遅れなどがある場合は、早ければ1歳半健診から引っ掛かり始めますが、
うちの子のように基本的には月齢なりの成長だと、集団検診で引っ掛かるようなポイントがないため障害が見逃されがちです。
同年代の集団に入ると、だんだん特性が顕著になりますが、明らかな他害や周りの手が付けられない程でないと、
「おとなしい子だよね」「マイペースだよね」などで片付けられてしまうこともよくあると思います。
それでも本人は周りと同じように出来ないことで悩んでいるかもしれません。
よくこのブログでも言っていますが「当事者以外には分からない事が多い」ので、
あまり周りの言葉や判断に囚われない方が良いこともあります。
ましてやネットの情報も正しいものもあればそうでないものも沢山ありますし
特に発達障害に関しては、千差万別であり
同じ診断名でも、どの部分が強く表れているかや、感覚の処理の仕方で、表面に見える姿は全然違ったりします。
それこそが特性や個性だといわれる所以であるのかもしれません。
コメント